アラフォー発達障害 汚部屋からの脱出過程
もともと私は片付けが苦手。なのに雑貨が大好き。若干の収集癖もあります。
自分の周辺が汚いのは自覚があったので何とか片付け下手を克服しようと20代からずっとアラフォー真っ只中の今までずっと試行錯誤するも挫折。
子供が2人いるので物の量も増え続けていました。
掃除?
苦手というか嫌いです。
整理整頓?
やり方もその仕組みも意味がわかりません。
そんなわけで5年前の我が家はこの有様でした。
子供達にこの悪環境を与えてしまった事、
本当に申し訳ないと思っています。
鬱もまだまだ改善していなかったからなのか、
この環境に慣れて色々麻痺もしていたのだと思います。
この2年後に断捨離が少しずつ始まります。
断捨離がかなり進んだ今、まだ整頓のコツはわからないままですが、
モノを減らしただけで片付け上手にならずとも何となく整頓された部屋になった気がしています。
そういえば断捨離という言葉を聞いたのは3年くらい前ですが、
どこで知ったか記憶は定かではありません。
でも、断捨離したい!
「断捨離!」という言葉が常に頭の中を回るようになりました。
2〜3年前まではまだ断捨離の意味をよくわかっていないまま、
掃除からスタートさせています。
とにかく家中拭く。そして磨く。
光るものはとことん磨いていました。
それだけで部屋が明るくなりやる気もどんどん出ました。
躁鬱の躁も重なっていたかと思います。
だとしても結果的に部屋が綺麗になっていたのだからオーライ。
3年前、通路は確保できるようになりました。
冬は鬱々していたり寒い事もあり数ヶ月停滞していた事もあります。
でも春が近づくとまた元気になってきて部屋掃除に明け暮れています。
本格的に「断捨離」を実行したのは去年の春頃かと思います。
ある本に出会いました。
とはいえ自分で本を読んだわけではなく、
オーディブルという朗読してくれるアプリで本を聞いたわけです。
「筆子」さんの「1週間で8割捨てる技術」という本。
50代の主婦ミニマリストなので、
年齢の近さや主婦目線な事など内容が私にすっと入ってきました。
この本に出会っていなければ断捨離のペースは全然上がっていなかったと思います。
鬱気味だと本を読むことができないので、
ずっと朗読してくれるものを探していたので、
いつまでも聞いていたいほど嬉しく舞い上がったのも
断捨離が進む良い波だったと思います。
そして聴きながら捨てる作業も始めました。
本を読んでいると手が止まってしまうけれど、
これなら手が止まることはない。
これも断捨離を加速させました。
暇さえあれば聞く。
そしてまた捨てる作業。
中だるみしそうになったら、テンションを上げるためにまた聴きながら捨て作業。
この本の中で紹介している「ガラクタ捨てれば自分が見える」という、
カレン・キングストンさんの著書があります。
これ買いました。
あまり覚えていないのですが、ネットであまり情報が取れなかったような気がします。
それで読みたい。どうしても読みたい!となり購入。
中に書いてあることは私には衝撃的でした。
ますます断捨離をしたいと思い、断捨離をしないと大変だ!くらいになりました。
スピリチュアル的なことが好きなのでハマってしまいました。
大事な部分をノートに書き写すくらいハマりました 笑
半年の間に衣装ケースは7個くらいはノコギリで切って分解して捨てました。
プレゼントしてもらったし子供達も気に入っている(実際は座らない)から捨てられなかった骨盤矯正の重くスペースを取るマッサージ機も捨てました。
一生大事にすると買ったガラスのデスクもダイニングテーブルの購入と同時に使わなくなっていたので売りました。
離婚前の嫌な記憶が残るテレビ台も処分。
年に一度くらいしか使わないジューサーも売りました。
気づけばモノをどかしながらでないと掃除機をかけられなかったのに、
ほぼ手付かずの状態でもすっと掃除機をかけられるほど掃除が楽になり、
短時間で終わるようになっていました。
よく聞く「いつか使うかも」は「一生そんな日は来ない」を体験しました。
食器も2週間使わなかったら捨てようと決めて一時的に避けておいたのですが、
無くても全く不自由を感じませんでした。
やはり、「いらないかも?」という迷いは、そう思った時点で「不必要」と決まっているのですね。
迷う時間がもったいないとよくわかりました。
まだまだ捨てるものを迷い続けているモノが残っています。
ミニマリストになれたらもっと軽く過ごせるだろうと思っています。
シンプルに過ごしたいです。
大好きな少しのモノと身軽に生きていきたい。
日々試行錯誤。
ADHDだから片付けは無理って諦めていたけれど、
モノを減らすだけで良かったんだと知りました。
躁鬱で波があるからリバウンドしてしまうって思ったけれど、
躁の力に乗っかって気がすむまで掃除しまくれば良い。
鬱の時には休憩だと割り切って休むって決めてしまえば良い。
簡単ではなかったけれどそうやって、
片付けられないダメな自分を受け止めてきました。
発達障害特有の過集中だって断捨離の拍車になって良かった。
モノに振り回されない生活は楽です。
そういえばモノが減るにつれて脳内のぐちゃぐちゃ加減も減りました。
思考を分散していたのはモノだったのだと今は思えます。
断捨離を終えたら新しい事に時間を使えるから
何か始めたいと思います。
アラフォーでも発達障害でも鬱持ちでもまだ未来は明るいと思える。
そんな毎日です。